こんにちは、シンです。
私が自転車通勤をしていて最もストレスに感じているのは背中の荷物です。
リュックやメッセンジャーバッグが肩こりの原因にもなりますし、背中の蒸れもつらいです。
そこで今回自転車通勤を再開するにあたり、背中の不快を解消しようとキャリアを取り付けました。
CARRADICEのクラシックサドルラックを取り付け
取り付けたキャリアは CARRADICE (キャラダイス) のクラシックサドルラックです。
一般的に自転車のキャリアというとリアタイヤの上部分のリアキャリアが思い浮かびます。
以前は私も取り付けていました。
でもリアキャリアに重量物を積載すると後輪側が振られて走行が不安定になります (
特にカーブと上り坂)。
そしてすごく重さを感じます。
フロントキャリアに前カゴは荷物が見えて安心ではありますが、こちらは操舵性が不安定になります。
そこでサドルラックです。
サドルラックはシートポストまたはサドルに取り付けるので、自転車の重心に近く走行が不安定になりにくいのがメリットです。
デメリットとしては大きなラックが取り付けられないのと、自転車の乗降がしにくくなる可能性があることでしょうか。。
今回入手した CARRADICE は1932年イギリス・ネルソンで創業したブランドです。
このサドルラックは BROOKS サドル専用品と言っていいほど、BROOKS のレザーサドルにジャストフィットします。
その理由はこのラックを取り付ける際にサドルループが必要だからです。
標準でサドルループが付いているサドルなんて BROOKS 以外で存在するの?ってくらい今では珍しいパーツではないでしょうか。
あとは付属のベルトをシーとポストに固定するだけなので、工具不要で非常に簡単に装着できます。
バッグは持っているリュックで
本来はこのラックに対応した CARRADICE のサドルバッグを取り付けたいところですが、私が望むサイズのバッグは存在しません。
私の通勤での持ち物はと言うと、
- iPad Pro (11 inch)
- モバイルWi-Fi
- 長財布
- お弁当 (8枚切り食パン2枚で挟んだサンドイッチ)
- 水筒
- その他小物
です。
この中で一番ネックになるのがiPad Pro 、タブレットが収まる丁度いいサイズのサドルバッグってないんですよね。
タブレットが収まるのはかなり大きなサドルバッグで、「何?今からキャンプでも行くの?」と思われるほど仰々しいものになります。
そして CARRADICE のサドルバッグは総じて高い (2万円くらいする) ので、なかなか手が出せません。
となれば今使っているリュックを活用できないか、と。
私が今使っているリュックはカバンの街・豊岡に旅行に行った際に一目惚れした ARTPHERE (アートフィアー) のニューダレスタッチ・タフです。
2年ほど使っていますが頑丈な作りで、まったくヘタっていません。
10年使ってもきっと大丈夫でしょう。
豊岡に行くとカバンがたくさん売っています。
カバンを買おうかな?と思ったらぜひ豊岡へ遊びに行ってみてください。
近くには出石そばあり、少し北へ行けば城崎温泉あり、そこから東へ向かって天の橋立、そして若狭と観光地巡りするのもいいでしょう。
話を戻します。
このリュック、頑丈なのはいいですが1.4kgという重量があります。
内容物と合わせると約4kgにもなり、自転車通勤の背中に重くのしかかります。
だから背中を解放したいと思ったわけですが。
このリュックは背面にスーツケースの取手に取り付けられるためのスリーブがあるので、それを利用すればラックに固定できるのではと考えました。
そこで mont-bell のラダーロックストラップ20mm x 30cm (2本入り) を使用して固定してみました。
スリーブの位置とラックのバー幅が丁度ピッタリでいい感じ。
自転車を後ろから見るとこんな感じです。
なんとなくリュックが浮いてるように見える不思議な光景です。
横からはこんな感じ。
この位置なら問題なくペダリングできます。
このクラシックサドルラックはバッグに常に取り付けて、自転車には毎回ラックを付け外しする方が楽です。
なのでリュックに常につけっぱなしにしておきます。
背負う時にはラックが当たってる感覚はもちろんありますが痛いと感じるほどではありません。
痛みに対する閾値が低い人だと耐えられないかもしれませんが、私はこれくらいなら全然平気ですね。
あまりつらければ背負わずに手持ちすればいいですし。
注) この装着方法はメーカーが想定する使用方法ではなく自己責任で行っています。マネされる方がいらっしゃいましたら自己の責任において行ってください。
背中が解放されるのは快適この上なし
実際に使ってみた印象です。
まずは見て明らかですが乗り降りはしにくいです。
足を後ろ回しで乗ろうとしても足がリュックに当たります。
これはトシちゃんか吉川晃司じゃないと無理ですね。
トップチューブからまたがって乗り降りするしかありません。
それとリアキャリアに載せた場合と比べれば全然マシですが、それでも体から離れている分、カーブや立ち漕ぎ時には重さの影響で不安定になります。
そんな不満点も背中が解放されるメリットの前では些細なことです。
リュックを背負わないと肩が楽、呼吸がしやすい、背中が蒸れない、とめちゃ快適です。
こうやって気分を盛り上げて自転車通勤のモチベーションを保ち、ダイエットを進めていきます。
それでは皆さん、Have a nice day !