こんにちは、シンです。
2024年11月より道路交通法の改正によって自転車のながらスマホ、酒気帯び運転及び幇助の罰則が強化されました。
当然ですよね。
それから半年ほどが過ぎ、変化がみられたと私は思います。
ながらスマホと逆走が減った
あくまで私の通勤経路での状況ですが、高校生のながらスマホ運転は激減しました。
そして同時に自転車の逆走も激減しました。
自転車は自動車と同じく左側通行で、道路の左端を走行するように法律で決められています。
なので右側通行は逆走となり罰則対象です (ただし自転車歩道通行可の標識がある歩道に関しては右側の歩道を走行することは許可されます)。
こうも変化があるというのは、私の通勤経路にある中学・高校でしっかり指導がされたのでは、と想像します。
それに従う学生も素直で素晴らしいです。
依然としてヘルメットの着用率は低い
しかし、通学中にヘルメットを着用している学生はまだまだ少ない状況です。
かぶらない理由として「義務ではなく努力義務だから (かぶらなくていい)」が1、2位に上がってきます。
このことからながらスマホや逆走は安全意識の向上と言うより、法律違反で罰則があるから守っている、という見方ができなくもありません。
ヘルメットをかぶらない人は「自転車くらいのスピードならたかがしれてる」「事故を起こさないよう気をつけているから大丈夫」と、自転車で道路を走る危険性について根底では軽視しているのだと思います。
本当に危険だと認識していれば自ずとかぶるはずですから。
ヘルメット非着用で死亡率は1.8倍
自転者事故で死亡する多くの場合が、突き飛ばされてアスファルトに頭部を打ちつけられることが原因です。
両手はハンドルを握っていて、突然自転車が突き飛ばされることを想像してみてください。
咄嗟に受け身を取れる人って余程の訓練を受けた人くらいじゃないでしょうか。
普通の人なら無防備で道路に打ちつけられます。
警視庁が公表している統計結果を見ると、自転車死亡事故の64%は頭部に致命傷を負っていて、ヘルメット非着用者の致死率は着用者に比べ1.8倍高い、となっています。
やはり頭なんですよね。
生存したとしても頭部へ大きなダメージを受ければ重度の後遺障害が残る可能性がありますから、ヘルメットで頭部を守ることは重要です。
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ヘルメットをかぶって命を守る
歩行者 (自転車) に対する衝撃緩和が図られたボンネット・フロントバンパー、自動ブレーキなど先進安全技術が備わった自動車と、もし事故に遭ったとしても昔と比べれば受けるダメージは減っているはず。
だからこそヘルメットを着用して、助かる可能性を高めることが大切なんです。
ヘルメット着用率は明らかに女性が低い性差があります。
男性の方がスポーツ自転車に乗っている割合が高いことも影響しているでしょうが、髪型が乱れるなど容姿を気にしていることも理由として挙げられます。
それも分かりますが、もし事故で命を落としてしまったら残された家族や大切な人たちは悲しみます。
悲しませないためにもまずはヘルメットをかぶりましょうよ。
自分の命は自分が守るしかないのだから。
それでは皆さん、Have a nice day !